リーダーズカレッジ

「とにかくトライ&エラーできる場所を作りたい!」by大谷由里子

中小企業の社長をやり、ほとほと人材育成に困ったことがキッカケで始めたリーダーズカレッジも、今年で10年目を迎えます。

 一生懸命新入社員に仕事を教えてこれから仕事を一緒にやっていこうかとおもったら、
「大谷さん、ありがとうございます。私、もっといい会社に就職決まりました。」と辞められたり。
バイトの女の子と一緒に仕事をがんばっていこうと思ったら、「大谷さん、私は責任を持ちたくないからバイトなんです。私にシャカリキに仕事を教えるの辞めてください。」といわれたり、挙句の果てに、無断欠勤した22歳の男の子を叱ったら、「一人ぐらいいなくても回るようにしとくのが会社でしょ。」といわれるしまつ。

 人材育成とは、まったく縁の無い私がリーダーズカレッジを始めた理由は、「もっと楽しく仕事していいねんで、もっといろんな可能性が広がってんねんで」と若い人たちにメッセージしたかったから。
人はいろんなことにチャレンジして、失敗したり成功する中で成長するものだと思う。わたしはトライ&エラーでしか人は育たないと思っている。幸せなことに、わたしは吉本時代に失敗させてもらえる環境に出会えた。一生懸命やっていたら多少の失敗は、みんなが笑いにしてくれた。その中で、わたしが学んだことをみんなに体感してもらいたい。
それを形にしたのがリーカレだった。

 仲間と一緒に、思いついたことを形にしていく中で、楽しむってどういうことか、自分の可能性ってどんなものか、それを探ってもらえればいいと思う。そして、1年後の3月の卒業式を、「これで授業料の15万円のもとはとった!」と笑顔で迎えてくれるのが、わたしの一番幸せな瞬間。 今の現状には満足できないんだけど、どうしたらいいのかわからない・・・。そう悩んでいる人に来てもらえるとうれしいな。どうしたらいいかと答えを教えることは出来ないと思うけれど、楽しく失敗する中でそのヒントぐらいは見つけてもらえると思う。

 

校長 大谷由里子

自分が楽しむだけなら「消費」、でも人を楽しませることができる人は、「生産者」。これからのリーダーって、やっぱり生産者であるべき。そのためにも、まず、自分の世界を楽しみながら広げに来てください。そして、心の余裕を作ってください。



リーカレに参加するとどうなるの?

リーカレに参加するとどうなるのか?よく聞かれる質問だけど、「わからない。」というのが正直なところ。というのは、リーカレは何か目標を達成するために来るところではない。明確な目標があって、それを達成するためのスキルを身に付けたいのなら他のセミナーや学校に言って勉強するのがいいと思う。例えば、留学がしたいのなら英会話学校に行くとか、ビジネスのエキスパートになりたいのならMBAの勉強をしてみるとか。

 しかし、それでもあえて言うなら、リーカレに来ると「自分の世界が広がる。」

 目標設定はとても大切なことだと思う。でも、自分の可能性を図りきれていない人にいきなり、目標設定をしろといってもちょっと酷な話だと思う。リーカレでは、そんななんか面白いことをやりたいんやけど、一緒にやってくれる仲間がいないという人が良く集まってくる。そもそも、目標設定が出来る人は、わざわざ何かを学ぶ必要は無いんだと思う。それが出来ないから、みんな困っているのだから。

 目標設定が出来るようになる前に、自分の世界を広げて自分の可能性を探る場所。あえてリーカレという場所を定義するならそうなると思う。無目的だからこそ、自分の可能性に蓋をせず、キャパを広げる中で今までに見えなかったことが見えるようになる。

 だから、リーカレではあえて前期に新喜劇をやる。新喜劇をやっているというとお笑いの学校だと間違われることがよくある。校長の大谷さんが元吉本のプロデューサーだから余計に勘違いされる。しかし、狙いは違う。この新喜劇をやることには目的は無い、ただ、今までにやったことのない事を仲間と一緒に真剣にやる中で見えてくる世界を体験するためにやっている。この新しい世界を発見することが自分のキャパを広げることにつながる。

 一見、意味のない事を真剣にやってみる。その中で発見する世界は、やってみた人でないとわからない。そして、その新しい世界観、キャパを身に付けた人がひとたび日常に変えると、仕事やプライベートで素晴らしいパフォーマンスを見せることは珍しくない。

 

河野晶子

笑いにこだわっているからと言って、決してお笑いの学校ではありません。私も卒業生ですが別におもしろい人になりたかったわけではなく、自分の可能性を広げたくて入りました。
いろんな世界の仲間ができると、自分の世界が広がります。
そして広がった分だけ心が豊かになり、人脈も広がっていきます。



何かを始めるときに必要なこと

なにかを始めるときに必要なのは、それを一緒にやってくれる仲間とそれが出来る環境だ。一人でやれることはたかが知れている、しかし、仲間がいると話は変わる。選択肢が一気に増えるからだ。そして、それをやっていても許される環境が出来たとき、何か面白いことをやることが出来る。

 だから、リーカレでは、この「仲間作り」と「環境づくり」にこだわっている。重要なのは、何をやるのかではなく、どうやるのか。仕事で求められるのは成果だけど、研修で重要なのはプロセス。なぜなら、人の成長はプロセスからしか生まれないからだ。

 そんなわけで、前期は基礎体力をつけるために、新喜劇研修を行っている。新喜劇という今までやったことのない事を真剣にやる。時には、チーム内で衝突することもある。本番直前には、徹夜で練習をやる場合もある。仕事の都合でなかなか練習に参加できない人、人前に出ると緊張してしまいなかなか自分の殻を破れない人。毎年、そこには色々なドラマがある。

 そして、発表会が終わったとき、これまでにみたことの無い結束力を持った仲間が出来る。新喜劇という、ある意味馬鹿げたことを一緒にやった仲間だとたいていのことを一緒にすることが出来る。

 そんな仲間と一緒に後半は、思いっきり自分たちのやりたい事を形にする。過去には、「東京都施政50周年のイベントに応募したら通っちゃった!?」を企画。最初は、本当に出来るのかなと不安ばかりがあったけど、最終的には大成功!社会人になるとほとんど機会が無くなってしまう、他業種の人たちとの交流を通して、自分の新たな可能性を発見する機会になりました。

 

自分の世界を広げる

新喜劇研修や、様々なプロジェクトや体験を通して、自分の世界を広げる経験が出来るのがリーカレの一番のよさ。いわゆる、ビジネススクールでは体感することの出来たい体験がてんこ盛り。それを通して、本当の仲間が出来たり、本当のリーダーシップって何なのかを肌で感じることが出来る。



おかげ様で10周年!

21世紀のリーダーに求められるもの! それは、「ココロの元気」

どんな時に人のココロは元気になるのか?
・・・それは、自分たちで思いついたことを自分たちで形にする時。

だから、このリーダーズカレッジでは 「思いつく力」 と、だれかが何かを思いついた時に 「とにかくやってみよーよ」 という仲間が身近にいる・・ という環境を作ることにこだわっています。

1年間かけて、「楽しくて、ためになって、元気になる」をベースにワークショップや、新喜劇を取り入れた「プロジェクト型」の研修を行います。

NHKスペシャルでもオンエアされた「笑いで人材育成」のプログラムを用いて「思いつく力」と、「思いつく環境」を育みます。

まずは、自分の「ココロの元気」をつくって、周り(世の中)を元気にすることから始めましょう!

追伸:おかげ様で「リーダーズカレッジ」は、来年10周年を迎えることになりました。
2007年も、皆さまの「ココロの元気」を応援します。

 

新喜劇発表会

この経験を通してできる仲間は、何でもやってみようという精神で色々なことにチャレンジできる。この関係は、リーカレを卒業してからも続き一生の財産になる。



生徒募集
募集校 大阪校 10期生、東京校 9期生、富山校 2期生
募集人数 各校 30名( 先着順 とさせていただきます)
研修期間 1年間(月1回 約3時間) 2007年4月開校〜2008年3月修了式
参加費用 1人 15万円+消費税
各校情報

★大阪校  毎月第2土曜日  午前9:30〜12:30
★東京校  毎月第3土曜日  午前9:30〜12:30
★富山校  毎月第1土曜日  午前9:30〜12:30

お問合せ・お申込みは

有限会社 志縁塾担当:河野
〒104-0031 東京都中央区京橋2-11-5-2F
TEL:03-5159-0711


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